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基礎知識:地域おこし協力隊とは

地域おこし協力隊は、都市地域から過疎地域等の条件不利地域に移住し、地域ブランドや地場産品の開発・販売・PR等の地域おこし支援や、農林水産業への従事、住民支援などの「地域協力活動」を行いながら、その地域への定住・定着を図る取組みです。

令和2年度で約5,500名の隊員が全国で活動していますが、総務省ではこの隊員数を令和6年度に8,000人に増やすという目標を掲げており、この目標に向け、地域おこし協力隊等の強化を行うこととしています。

地域おこし協力隊とは?

「地域おこし協力隊」とは、平成21年度「都市部の若者の地方への定住移住を図る取り組み」として総務省が創設したものです。国の地方創生の後押しもあって年々広がり、創設当初の受け入れ隊員数は89名31自治体。令和2年度時点では隊員数5,560名、1,065自治体にまで増えており、令和6年度にその数を8,000人に増やすという目標が掲げられてています。

地域ブランドや地場産品の開発・販売・PR等の地域おこしの支援、農林水産業への従事、住民の生活支援など、地域密着型の仕事に従事できる上、最大3年間はしっかりした生活面のサポートも。自治体のほか、NPOや第3セクター、民間企業などが受け入れ先となり、任期は1〜3年間。期間中は生活支援金として最大200〜250万円(年額)の給与、活動経費として150〜200万円(年額)が国より給付されます。

ただし、求められる役割、募集要件は各自治体の公募内容によって大きく異なります。月〜金曜のフルタイム勤務が義務の「ミッション型」もあれば、週3日のみ地域活動に従事し、あとは自由に副業や起業準備に時間を使える「フリー型」も。支給される給与も生活面のサポートも自治体や担当者によって違っており、家や車まで貸してくれるところもあれば、自分で用意してくださいという場合も。活動経費の範囲もさまざまです。

地域おこし協力隊について(総務省)

▶令和2年度における地域おこし協力隊の活動状況等について(総務省)

移住研究所「地域おこし協力隊図鑑」もチェック!

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SMOUTラジオで「地域おこし協力隊とは?」を紹介しています!

Podcast「SMOUTラジオ」はSMOUTの秋吉ディレクターが、地域に移住した先輩達によもやま話を聞く音声配信番組です!エピソードVol1〜16では、岡山、愛媛などの元地域おこし協力隊の先輩からお話を聞いています。各種配信サービス・アプリにて気軽に聞いてみてください。

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